アジア太平洋マネジメントからのお知らせ

新年のご挨拶

謹  賀  新  年

旧年中のご厚意に心より御礼申し上げますと共に、謹んで新年のお慶び申し上げます。

アジア太平洋マネジメント(代表 青木道生)では、2017年中は数多くの企業再生に取り組んで参りました。企業再生への計画策定のみならず、その後のモニタリングを主力業務として、月次の試算表に基づき、欠かさず財務報告書を作成して参りました。B/SやP/L、及びCFの見地より、再生計画策定後の進捗状況が上振れしているのか、下振れしているのかを月次にて把握し、都度、軌道修正を行いながら、外部環境に合わせた取組を継続して参りました。

月次での財務報告書は、当該再生企業の全ての取引金融機関と共有し、金融機関の再生企業に対するモニタリングを容易なものとする環境を、醸成致しました。その結果、多くの再生企業にて、債務超過でありながらの追加融資や金利引下、根抵当権の解除、事業承継に向けた経営者保証の解除等を実現し、「過度の担保や保証に依存しない、事業評価に基づいたファイナンス(事業性評価)」の先駆者的役割を担ってきたと、自負致しております。

また、中小企業大学校や西日本各地の商工会議所及び商工会、上場企業等に於いて、財務分野における啓発を目的とした講義活動も活発に開催致しました。ご受講者数は延べ10,000人を超え、P/Lのみではない、B/SとCFの観点より自社(又は分析対象企業)の過去を紐解き、現状を把握し、そして未来を拓く財務分析手法を、講義して参りました。

知識のアウトプットに偏ることなく、専門知識を有した他分野の専門家等と銀行員を交え、月次にて専門家勉強会を主催致しております。M&Aや財務・法務DD、銀行格付や事業承継等をテクニカルなソリューションでは無く、定義から見直し、各種の根拠法に基づき紐解き、各々のお客様に対して常に最新の最適解が提示出来るよう、努めております。

2018年についても、創業以来一貫してそのスタイルを変えることのない、管理会計に基づく財務的アプローチにより、クライアント企業様の経営環境の維持・向上に努め、経営判断の一助となるような助言の提供を継続して参ります。

本年も、皆様方のご指導・ご鞭撻を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

平成30年1月1日
アジア太平洋マネジメント
代表 青木道生